状態異常チームが世にはびこって早数ヶ月。
ガンジー戦法で無抵抗勝利。
これで本当に面白いのか?そんなに勝ちたいのか?
皆がするから勝つためにはこれしかない・・・。
そんなチームばかりでは観戦していてつまらない。
では、実際に状態異常チームにはどれくらいのチーム数があるのでしょう。
状態異常の定義を相手にダメージを与えずに行動するモンスターとするとおばけきのこ・ミミック・ドラキーマ・マミー・きめんどうしの5体が該当します。
つまり、チームとしては6チームが状態異常3体と呼ばれるチームになります。
次に今最も強いとされるチームがストーンマンを加えた状態異常2体チームです。
これは10チーム出来ます。
この状態異常の組み合わせの中で、滅多にお目にかかれないチームがきめんどうし・マミー・残り1体のモンスターです。
これはブレス系とは違い魔法系2体がいるため、マホトーンで簡単に封じ込められるからです。(トーナメント戦の1発勝負の場合は意外と有効かもしれませんが)
そして、状態異常3体で最もメジャーなチームがドラキーマ・マミー・ミミックでストーンマンを組み合わせたチームではミミック・マミーもしくはドラキーマ・マミーが人気です。
状態異常3体チームの組み合わせで(こもりうた・あまい息・ラリホー)全ての耐性に強いモンスターは残念ながらいません。
状態異常2体+ストーンマンチームは相手チームに状態異常モンスターが1体いる場合、ストーンマンが壁役になり1ターンの間残り2体の状態異常モンスターに危害を加えないようにしていますし、対合体モンスター用の盾役にもなってくれます。
そして、このストーンマン+状態異常2体チームでマミーを使用する頻度が高い理由にHPが他のモンスターに比べて高いのと合体モンスターにもラリホーがかなり有効という理由があります。
以上のような事を書かずとも、皆さんは実体験で経験していると思いますのでこのチーム怖さは十二分にわかっていますよね。
ただでさえ強いこのチームに第7章で光の玉という激ヤバSPカードも加わり、鬼に金棒 なす術がありません。
もともと、光の玉はモリーレンタルチームが対状態異常チームの切り札として使うはずでしたが、あっけなくその座は状態異常チームに取って代わられましたね。
目には目を歯には歯を状態異常には状態異常をという戦い方が最もしらけますが、勝てるために最善の策かもしれません。
現状の大会で状態異常チームが増えている原因がこのせいではないかと思われます。
本当のところ、この状態異常チームに勝てるチームは存在するのかと言う事になりますが、トーナメント戦などではキラーパンサー・スカルライダー・おばけきのこやキラーパンサー・ドラキーマ・キラーマシン3といったチームが五分の戦いを演じています。
これはおばけきのこやドラキーマの活躍があってはじめて勝てるもので誰もが確実に勝てるものではありません。
それではどうやって状態異常チームに勝てばよいのでしょうか。
勝利には3種類の勝ち方があります。
①相手のHPを0にする。
②勇気を溜めてとどめの一撃を発動させる。
③最終ターンまでもつれ込みHP判定に持っていく。
①は圧倒的な攻撃力を誇る合体モンスターが当てはまります。
②にはモリーレンタルチームや光の玉を使ってのチームが当てはまります。
③には同じ状態異常チームと対戦したときにこういった状態になります。
では、通常のチームが勝つにはどの勝利が良いのでしょう。
まず、①を試してみます。
一番弱点があるストーンマン+状態異常2体を例にとって見ます。
ストーンマンは爆発攻撃に弱く、呪文にも耐性がほとんどありません。
ここで、最も魔法攻撃力の高いモンスター3体でチームを組みます。
きめんどうし(かしこさアップ)・アークデーモン(かしこさアップ)・あくましんかん(HPアップ)。
このモンスター達がストーンマンに与えるダメージはメラミ(451)・イオナズン(549)・ベギラマ(540)です。
さらにスーパーハイテンションを使用すればメラミ(677)・イオナズン(823)・ベギラマ(810)で合計2310。
1ターンで2310なので2ターン目には勝利間違いないです。
しかし、残念ながら相手の状態異常の方が圧倒的に早く攻撃するため3体とも攻撃するのは無理でしょう。
状態異常系3体チームに物理攻撃top3のチームを勝負させても結果は同じことです。
つまり、この状態異常3体チームを相手にHP0で勝利するのはまず無理と思ってください。
次に②について見てみます。
勇気を溜めるには光の玉、モリーレンタルチームがベストですがその中で最も勝てそうなチームがあります。
さまようよろい・おおきづち・おどる宝石です。
この3体はこもりうたとあまい息に耐性があるため、ミミック(おばけきのこ)・ドラキーマ・マミーチームが出た時にはかなりの確率で勝利できると思います。
戦い方はマミーのラリホーをおどる宝石のマホトーンで封じ込め、残りさまようよろいは確実に勇気を溜めるようにキングダムソード、おおきづちはパワースタンプで会心の一撃を狙います。
1ターン目に会心の一撃が出た場合、運がよければ3ターン目には勇気が溜まるでしょう。(もちろん、光の玉を使用します。)
ただし、いくら耐性があるといっても眠る時は眠りますので確実とは言い切れません。
しかし、おどる宝石がマミーのラリホーを封じている限り勇気がたまらなくても③の状態に移行して勝利できます。
これがモリーレンタルチームが状態異常チームに強いと言われるゆえんです。
しかし、ストーンマン+状態異常2体のチーム(マミーを含む)となると一気に形勢が逆転してしまいます。
ストーンマンが壁になりマホトーンがマミーに届かないからです。
こうなってしまうと確実に4ターン目には勇気を溜めさす結果となり敗北が濃厚となります。
つまり、状態異常3体では攻略できたチームもストーンマンが加わる事により全く歯が立たなくなります。
ちなみにキラーパンサー・スカルライダー・おばけきのこやキラーパンサー・ドラキーマ・キラーマシン3が勝ったチームは状態異常3体のチームでストーンマン+状態異常2体には勝てていません。
こうなってくるとストーンマン+状態異常に太刀打ちできるチームがなくなってきます。
あの合体モンスターですらラリホーには眠ってしまいますので、確実には勝てません。
本当にどうすればよいのでしょうね。
ここで終わってしまうと結局、状態異常チームを増やす結果となってしまいます。
そこで私は考案しました名づけて『ぱるぷんてチーム』
これは状態異常チーム専用に考え出しましたが、現在使用されている有名デッキのほとんどに対応できる非常に優れたチームです。
ただし、余裕で勝てるチームもありますので最強ではありません。
そして、勝ち方は綺麗とは程遠く醜く雑草のような戦い方ですが戦っています。(ガンジーのように非暴力ではありません。)
状態異常チームと戦い勝つときは必ず③でしかありません。
ここでおさらいをしておきましょう。
状態異常チームが勝てる唯一の方法はオーブをためることです。
では、オーブをためることを阻止できれば勝ちに繋がって行きます。
と言う事で光の玉を使用すると仮定して、どれくらい邪魔をすればオーブがたまらないかを計算しました。
結果、3ターン目までにSPカードの使用を含めて相手を4回行動不能、4ターン目までに5回行動不能にすれば必ず最終ターンまでもつれ込みます。(注:相手が常に状態異常攻撃をして会心の一撃が出ない事が前提です。)
↑
ひょっとすると間違っているかも知れませんが大体こんな感じです。
では、実際にどうすればこんな事ができるのでしょうか?
・・・とういことでぱるぷんてチームを発表します。
『きめんどうし・ストーンマン・死霊の騎士』
これが状態異常チームに効果がかなりあります。
ボタンはもちろん、何も考えずに赤連打。
1ターン目にこちらのストーンマンが眠っていたら、迷わず2ターン目に魅惑の眼差し。
大丈夫なら2ターン目、赤連打。
3ターン目は強制的に魅惑の眼差し。
4ターン目も赤連打。
最終ターンはメラミ・立ちふさがる・ヒャドでめでたくHP勝利です。
このチームが最も苦戦するのがおばけきのこが加わったチームです。
これで最強の状態異常チームとも互角以上に渡り合えますよ。
さらに良い事は打撃系チーム(ゴーレム・サイレス・バーサーカーやゾンビデッキにも対応しております。)
対戦できる余裕がある人は大会前に皆の前で見せ付けてください。
そうすれば、状態異常チームを控える人が増えるのではないでしょうか。
ちなみにどのチームでもそうですが絶対に勝てるわけではありませんのでくれぐれもお間違いのないようにしてください。
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